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和室を洋室化する手順と費用|畳撤去→下地合板→床仕上げの順で考える

最終更新: 2026-07-07|DIY大家ナビ編集部(運営者の現場実践にもとづく)

結論:和室の洋室化は「床だけ洋室化」から考えるのが現実的です。手順は①畳の撤去・処分 → ②下地合板で高さ調整 → ③CF・フロアタイルで仕上げ。壁(土壁)は塗装仕上げ、天井・押入れはそのまま活かせば、6畳あたり材料費3〜6万円程度が目安です。

フル洋室化と「床だけ洋室化」の違い

範囲内容材料費目安(6畳)
床だけ洋室化畳→合板下地→CF/フロアタイル。壁は塗装、建具は既存3〜6万円
フル洋室化床+壁ボード張り+天井+押入れ→クローゼット化15万円〜(業者なら数十万円)

賃貸の反響に効くのは「畳ではない・明るい・写真映えする」こと。フル洋室化の綺麗さまでは求められないケースが多く、費用対効果は「床だけ」が優位です。

手順

  1. 畳を上げる:マイナスドライバーやバールで持ち上げる。畳の下の荒床(下地板)の状態をここで必ず確認
  2. 畳の処分:本物の畳(藁床)でなければ、解体すれば普通ゴミとして出せるようになる場合があります(自治体ルール確認)。カッターは両手で持てる大型タイプが楽
  3. 荒床の補修:沈み・腐りがあれば根太から補修(ここが傷んでいたら無理せず大工さんへ)
  4. 下地合板を張る:畳の厚み分(一般に55〜60mm程度)を根太+合板で調整し、敷居と高さを合わせる。構造用合板12mmが定番
  5. 仕上げ材を張るCFかフロアタイル。賃貸はCFが手軽、見栄え重視ならフロアタイル
⚠ 畳を上げたときに、荒床の腐り・シロアリの食害・カビ臭が見つかることがあります。この場合は仕上げを急がず、原因(床下の湿気・漏水)を先に解決してください。上から塞ぐと数年後にやり直しになります。
💡 敷居との「高さ合わせ」がこの工事の肝です。仕上がり面が敷居より高いと建具が擦り、低いと段差でクレームになります。根太の高さで微調整し、最後に仕上げ材の厚みを引いて計算してください。

🔧 運営者の実務メモ(辻本)

私の長屋再生の定番仕様は「2階は全室洋室化・床はCF・壁はクロス(または土壁塗装)仕上げ」です。畳の処分は、本物の畳でなければ解体することで普通ゴミで出せるようになるので、処分費を抑えられます(解体には両手で持てる大型カッターが便利)。予算は家賃から逆算:想定利回り20%なら原価+6万円=家賃+1,000円。「和室のままなら決まらない立地か?」を近隣の競合と見比べてから着手する、が私の順番です。

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よくある質問

Q. 畳の上から直接フロアタイルを敷いてはダメですか?
おすすめしません。畳は柔らかく沈むため、上に硬い床材を敷くと継ぎ目が開き、湿気もこもってカビの原因になります。撤去して下地から作るのが結局いちばん安上がりです。
Q. 押入れはどうすればいいですか?
そのまま「押入れ」として使えるなら触らないのが最安です。ふすまの張り替え(または板戸への交換)だけで印象は十分変わります。クローゼット化は中段撤去+ハンガーパイプ設置から。